ものの価値

日記開始二日目にして早くも前日の日記を次の日に書くという荒業。どうなの。


昨日(8日)は渋谷で学生時代からの友人と食事してました。
そのときの話題の一つがタイトルの通り「ものの価値」
今まで私が見てきた舞台はどちらかというとPARCOプロデュースみたいな規模のものばかり。
で、昨日も書きましたが最近ラーメンズを好きになり、お笑いとか舞台とかを昔より見るようになったのですが
最初の印象が「チケット代安いなあ〜…」だった訳です。
これは別に私が金銭的に裕福とかそういう事では全くなく(だって貧乏だし)
単純に今まで興味があるものに払ってきた代金と比較しての話なんだと思うんですが。
でも、昔からのファンは「この内容でこの値段は高い!」とか言うじゃないですか。
正直それがピンとこなかった訳ですよ。はじめは。
でも最近になってやっと理解できてきた…といいますか。
あー…何が言いたいのか分からなくなってきた(笑)
まあ、兎に角、ものにはそれに見合った相場っつうもんがあってその基準はさらに個人ごとに違ってて
私は面白いと思ったからそれでいいやと思っても、ある人は面白いけどこの金額の価値はない、と思ってたり
まあそう言った価値観の違いって面白いよね、って話です。
友曰く「私はかなり熱いXXXXX(某インディーズバンド)のファンだけど、チケ代はドリンク抜きで3000円までしか払わない」とか。
でも、地方に行くための交通費は別らしい。名古屋まで新幹線代かけて見に行くなら、多少チケ代高くても東京で見たほうが
かかる費用は圧倒的に安いんだけどね。そういうことではないらしい。面白いよね。


最終的に自分の中で考えていたのは、では今回の小林賢太郎プロデュース公演「レンズ」に5000円の価値があるか否か。
でも結局私には判断できませんでした。
それは、今現在の自分が小林賢太郎が作った作品を「見る」ということ自体にも価値を見出してしまっているから。
まあ、早い話がミーハーってことなんだろうなあ…。決して、何でもかんでもマンセー!な訳じゃないんですけどね。
とか言いつつ、小林賢太郎の繰り出す「かわいい」演出にイチイチ引っかかる自分が言っても説得力ないけど。
ああ、そうさ!萌え萌えさ!ちっくしょーーーう!


何で小林賢太郎をカッコいいとかカワイイとか思ってしまうと、凄い悔しい気分になるんだろう…。
「完全、わざと」だから?